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アメリカの大学でも推奨されるギャップイヤーの仕組みと活用方法について

アメリカの大学に留学する勇気があるなら、もっと広い世界を見聞して充実した体験をしたいと思いませんか?

アメリカの大学では「ギャップイヤー」と呼ばれる制度があり、多くの学生が活用しています。こちらの制度は、2016年にオバマ前大統領の長女マリア・オバマさんがハーバード大学への入学前に1年間のギャップイヤーを取得することがニュースになって以来、アメリカでも高い関心を集めています。

今回は、ハーバード大学をはじめ、アメリカの大学が積極的に取得を推奨しているギャップイヤーについてご紹介しましょう。

 

ギャップイヤーとは?その意味と制度について

ギャップイヤーとは、大学の入学資格を持っている学生に対して、大学に入学する前に一定の猶予期間が与えられる制度です。つまり、入学するまでに半年、もしくは1年前後のギャップイヤーを取得すると、大学への入学を延期することができる仕組みになっています。

ギャップイヤーの取得手続きは、大きく2つあります。ひとつは、進学を決めた大学にデポジットを支払って大学での籍を確保してからアドミッションオフィスに入学延期を願い出る方法です。日本の大学でもある「休学」の位置付けに近いといえるでしょう。もうひとつは、進学する大学を決めずにギャップイヤーを取得し、終了後に大学進学の準備を行う方法です。入学審査や入学手続きは済ませていないので、ギャップイヤーで経験したことをもとに進学したい大学をじっくり選ぶことができます。

アメリカでもギャップイヤーを取得するのはまだ珍しいのですが、ギャップイヤーを取得した学生を受け入れる大学が増えてきています。NPO国際教育交換協議会(CIEE)からも、「ハーバード大学では、過去10年間でギャップイヤーを取得した入学生が33%も増えている」というデータが発表されています。

また、ギャップイヤー制度には「自分を大きく成長させ、大学入学後の人生をより豊かにするための大切な期間」としての意味もあります。大学進学後に何を学び、どんな人生を歩んでいきたいのかをじっくり考える貴重なチャンスでもあるのです。

 

ギャップイヤーの間は何をするの?取得した人がやっていること

半年~1年前後のギャップイヤーの間は、大学のハードな学業に縛られることがなく、自由に過ごすことができます。しかし、のんびりと休暇を楽しむように過ごすわけではなく、事前にギャップイヤーの目的を明確にして計画的に過ごすことが前提となることを心得ておきましょう。

ギャップイヤーの間の過ごし方はそれぞれ異なりますが、アメリカではできない見聞を広めるために海外へ行くケースが多いです。興味のある国々を旅行しながら回る、ボランティア活動に参加するなど、大学生活ではできない経験を積んでアメリカに戻ってきています。

また、ギャップイヤーを取得する学生のなかには、アメリカ国内で過ごす学生も少なくありません。国内で行ったことのない場所に行く、アメリカの大自然のなかで過ごす、将来働きたいと思っている業界での仕事を経験するなど、アメリカ国内でも十分に有意義なギャップイヤー期間を過ごすこともできるのです。

どんな過ごし方であっても共通しているのは、非日常的な時間を過ごしながら「将来の人生のために、有意義な経験を積む期間」としてギャップイヤーを活用している点でしょう。

 

知っておきたい!ギャップイヤーのメリットとデメリット

ギャップイヤーには、当然のことながらメリットとデメリットがあります。

メリットは、学業や時間に束縛されず、海外の文化やその場所に行かなければ経験できないことを体験できることです。また、海外に滞在すると、現地の語学力も身につけることができ、非日常的な時間や場所で新たな人脈が広がることもあります。新しい世界や価値観に触れることによって、「自分を成長させる時間をじっくりと過ごすことができる」ことも大きなメリットのひとつといえるでしょう。

デメリットのなかでもしっかり押さえておきたいのが、経済的な問題です。ボランティアや旅行などで海外に滞在するのであれば、その間の収入はありません。ギャップイヤーの取得期間にもよりますが、少なくともその期間中の滞在費はしっかりカバーできるお金を留学費用とは別に準備する必要があります。また、大学に籍を確保した状態でギャップイヤーを取得する場合は、事前にその学期、もしくは年度のデポジットを大学に納めておく必要があります。大学の学費もある程度はかかることを覚悟しておきましょう。

 

まとめ

ギャップイヤーでしか経験できないことは、たくさんあります。デメリットはあるものの、時間を有意義に使って充実したアメリカ大学生活へとつなげていきましょう。

参考リンク:

BiZPARK ~ ギャップイヤーの意味と制度のメリット・デメリット
Huffington Post ~ ギャップイヤーが、大学生活を豊かにする10の理由。オバマ大統領の娘も1年間とるよ
JungleCity.com ~ ギャップ・イヤーを取った人に聞いてみた!「どんなふうに過ごしたの?」
Career Dojo ~ ギャップイヤーとは?今後日本でも当たり前になる文化を徹底解説!
Lighthouse Los Angeles ~ 高校卒業後のギャップイヤー


コラムニスト・インフォ
S.K
GPI US プログラム・コーディネーター
  
高校まで日本で過ごし、カリフォルニア州のコミュニティー・カレッジから大学に編入/卒業。 
自分が留学で得た素晴らしい経験を1人でも多くの日本の生徒に伝えたいという思いでGPI USに入社しました。
   

「伝えられた事は忘れる、教えられた事は覚えている、関わった事は学びとなる。」- ベンジャミン・フランクリン