アメリカでの服装のTPOについて

アメリカ留学の間に着る服装は、これから留学する方にとって気になるポイントのひとつ。アメリカでは日本よりもシチュエーションに応じて服装を使い分けているため、留学生がアメリカでのTPOに合った服装選びに戸惑うことも少なくありません。

そこで、今回はアメリカで服装に気を付けたいシチュエーションと、日米の服装に対する考え方の違いについてご紹介!アメリカ留学にはどんな服を持っておくべきなのかが事前に分かれば、荷造りも効率的に進めることができますよ。

 

アメリカで服装に気をつけるべきシチュエーション

それでは、まず留学生が服装に気を付けておきたいシチュエーションのうち、代表的な4例をご紹介しましょう。

 
1. キャンパスで気を付けるべき服装

女性であればミニスカートやロリータファッション、男性であればストリートファッションの腰パンは、日本からの留学生が取り入れがちな服装ですが、アメリカのキャンパスでは避けたほうが良いでしょう。女性のミニスカートはアメリカでは男性から誤解されますし、腰パンは条例で禁止している州もあるので、現地では着用を控えるのが無難です。キャンパス内での服装は、フーディやTシャツなどのシンプルなトップスに、デニムやスニーカーもしくはサンダルといった、カジュアルなスタイルで問題ありません。

 
2. 留学生がスピーチのクラスで着るべき服装

通常授業ではラフな普段着でも良いのですが、教授によってはデモスピーチの際にBusiness Attire(ビジネススタイル)を指定することがあります。スピーチクラスではスピーチに相応しい服装も大切なポイント。Attireの指定があった時は、清潔感のあるジャケットにパンプスやレザーシューズを着用するようにしましょう。心配であれば、クラスがスタートする前に教授やクラスメートに確認しておくのがおすすめです。

 
3. ディナーや観劇で気を付けておきたい服装

本格的なディナーやソワレ観劇などの場合は、基本的にセミフォーマルなドレスアップがマナーです。特に、レストランによってはドレスコードが決まっているので、男性ならジャケットを、女性であればセミフォーマルなドレスやスーツなどを着ておくと入店もスムーズにできます。ただし、ミニ丈のワンピースとブーツを組み合わせは、周囲から誤解されることがあるので着用しないほうが賢明です。

 
4. パーティーでの着用すべき服装

日本と比べてパーティーも多いアメリカでは、パーティーの形式もさまざま。学校の公式パーティーやプロムの時はフォーマル、セミフォーマルがドレスコードとして指定されます。招待状や案内状にもその旨が明記されています。男性であればジャケット、女性の場合は華やかなドレスとパンプスを準備しておくと安心です。

 

日米の服装に対する考え方の違いについて

アメリカでTPOに合った服装ができるように、日本とアメリカの服装に対する考え方の根本的な違いについて確認しておきましょう。

日本では、服装は日常の大切な身だしなみであると同時に“オシャレ”を楽しむもの。シーズンごとの流行を意識している服装も多く、女性であればミニスカートなどの可愛らしいデザインや着こなしを好むのも特徴でしょう。普段着、外出着、時にはカジュアルパーティーまで楽しめる「マルチな服装」が、日本での服装に対する一般的な考え方といえます。しかし、シチュエーションに応じてドレスアップするためのフォーマル、セミフォーマルのドレスやスーツは、非常に特別な機会のための服装という位置付けで身近な服装という考え方はあまりありません。

一方で、アメリカでの服装はあくまでもシチュエーションで変えるもの。“デイリーはよりシンプルで快適に、シチュエーションによって一気にドレスアップする”という考え方が根底にあります。ドレスアップする機会も日本より多いように思います。よってフォーマルやセミフォーマルのドレスも日本に比べてとても身近な服装となっています。通学などの日常はシンプルでラフな服装で済ませますが、シチュエーションによって男性はパリッとしたジャケット、女性はゴージャスで大人っぽいドレスを着て普段とのギャップを楽しむ点が、アメリカでの服装についての考え方の特徴です。

アメリカにはアメリカならではのTPOがあります。それを考慮せずに日本での服装をそのままアメリカで取り入れてしまうと周囲から浮いてしまう、最悪のケースとしては誤解されて犯罪に巻き込まれることも少なからずあります。逆にアメリカ留学中でのシチュエーションを想定しながら留学に持っていく服の準備を進めると、失敗も少なくなると思います。現地で本当に使える服を選ぶために、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

 

参考リンク:
栄 陽子留学研究所 アメリカの女子大生のファッション事情
English Pedia どうする?アメリカ留学時の服選び【実例もご紹介】
Campus Magazine 日本のおしゃれは非常識かも?海外旅行では避けたい服装のまとめ
Cheer up! English 日本とアメリカのファッション。「美の基準」の決定的な違いはここにあった
ポチット留学 留学中の服装、どれくらい必要?どこで買えばいい?正装を持っていく必要は?


コラムニスト・インフォ
S.K
GPI US プログラム・コーディネーター

  
高校まで日本で過ごし、カリフォルニア州のコミュニティー・カレッジから大学に編入/卒業。 
自分が留学で得た素晴らしい経験を1人でも多くの日本の生徒に伝えたいという思いでGPI USに入社しました。

   

「伝えられた事は忘れる、教えられた事は覚えている、関わった事は学びとなる。」- ベンジャミン・フランクリン