アメリカの図書館の使いこなし方!
留学生活には欠かせない知識の宝庫

本やDVD貸し出し、館内パソコンの使用、リサーチ、自習などさまざまに利用目的で使える、図書館。アメリカの大学では、授業で学んだ内容をもとに自分でリサーチしたレポートを書く課題が多く出されます。特に、卒論(Graduation thesis)になると参考資料の量は膨大になるため、図書館の利用は欠かせません。

今回は、充実したアメリカ留学には欠かせない図書館の使いこなし方をご紹介しています。図書館を上手に、そして賢く使いこなせるようになれば、留学中の勉強にも集中できるようになりますよ。

 

図書館ではどんなことができる?図書館の魅力を知っておこう

アメリカの図書館では、本やDVDの貸出、貴重書などの閲覧、パソコンの無料使用などが気軽に利用できることから、より身近な学習施設として、また市民や学生に必要な知識の宝庫としての役割を担っています。基本的に、写真付きの身分証明書と住所が確認できる書類があれば、Library Card 図書館利用者証)を発行してもらうことができます。
例えば、アメリカ最古であり、アメリカ東部最大規模の公共図書館として知られているボストン公共図書館 Boston Public Library)では各専門エリアにスタッフが常駐しており、館内のガイドや本の検索をサポートしてくれます。マサチューセッツ州内のすべての住民が無料で利用することができます。ボストンやハーバードなど大学が集中しているエリアであることから、全米でも学生の利用がもっとも多い公共図書館のひとつに挙げられています。
また、アメリカの大学内にある図書館の特徴のひとつに、カレル carrell)と呼ばれる個室が完備されています。グループワークやイベント、個人的なレッスンなどにも使え、利用料はかかりません。もちろんWiFiも使えるのでパソコンに接続すれば、資料やレポートを同時に共有することもできます。

 

大学の図書館を利用するには?外部の人でも使用可能な場合もある

大学の図書館を利用できる条件は、「その大学に在籍している学生である」こと。しかし、近隣の大学同士で提携していれば、外部の人でも利用することができます。ただし、利用する際は、大学が発行するStudent card(学生証)の提示を求められるので、忘れずに持って行くようにしましょう。
また、大学付属の語学学校(ELS がある場合も、語学学校発行のStudent Cardを提示すれば大学の図書館を利用することができます。

 

留学生が図書館を利用するシチュエーションとは?

アメリカ留学中は、図書館を利用する機会が圧倒的に増えます。その理由の1つが、大学の授業で出される課題のほとんどがレポート提出となるためです。時には、授業で使うテキスト以外に、さまざまな文献や資料がどうしても必要になってきます。無料で利用できる図書館であれば、必要な時に必要な分だけ、情報や資料、書籍を閲覧することができるので、学生にとって経済的な負担がありません。
また、ターム(学期)の定期テスト期間中になると、図書館の利用機会はグッと上がります。静かな図書館は一人でテスト勉強に集中できる環境として最適ですし、留学生同士でフォローし合いながら勉強を進めることもできます。

 

図書館を利用する際に気を付けること

  • 持出禁止の本に気を付ける

    先述したボストン公共図書館のような歴史のある図書館になると、歴史的価値の高い初版本や貴重書が多く所蔵されています。そのため、持出禁止となっている本も少なくありません。本の背表紙には「持出禁止」のシールや、内表紙にスタンプが押されていたりするので、必ず確認するようにしましょう。

  • 所蔵本やパソコンの取り扱いは丁寧に

    図書館を利用する際の最低限のマナ―でもありますが、所蔵本やパソコンなどは丁寧に取扱いましょう。なかには、無料で利用できることを良いことに、雑に扱って本を破損させたり、落書きをしたり、またパソコンに不具合が生じてしまうケースが後を絶ちません。あくまでも公共のものであることを意識して大切に扱いましょう。

  • 図書館内の立入禁止エリアには入らない

    図書館によっては、一般に貸出や閲覧で利用できるエリアと、貴重な専門書や所蔵本を保管、管理するエリアが分かれています。特に、広い図書館になると分りにくくなりますが、 KEEP OUT の表示かあるエリアには間違っても入らないようにしましょう。図書館を使い慣れてない留学生の場合は、近くを通った図書館スタッフに利用できるエリアかどうか確認するのもおすすめです。

 

まとめ

図書館は、留学生にとってアメリカ留学生活を支える心強い場所。賢く、そして上手に利用して、ハードなアメリカ留学を成功へと導きましょう。アメリカの図書館で得た知識は、きっと大きな実りと成果をもたらしてくれますよ。

 

参照記事:
栄陽子留学研究所 「留学ブログ「アメリカ留学中に公共図書館を利用してみましょう!」
Kimimiブログ 「アメリカ人ってどうやって勉強しているの?アメリカ流の勉強スタイル!
Boston Public Library


コラムニスト・インフォ
S.K
GPI US プログラム・コーディネーター

  
高校まで日本で過ごし、カリフォルニア州のコミュニティー・カレッジから大学に編入/卒業。 
自分が留学で得た素晴らしい経験を1人でも多くの日本の生徒に伝えたいという思いでGPI USに入社しました。

   

「伝えられた事は忘れる、教えられた事は覚えている、関わった事は学びとなる。」- ベンジャミン・フランクリン