その視点はなかった!
日本人にとって英語学習に最適な州の選び方

アメリカで留学先を決定する事項とは

留学しようと決めた時、まず検討しなくてはいけないことは、その目的や予算、留学期間ですが、その上で、気候や環境などを考慮しつつ、実際に行く場所を選ぶことが多いと思います。

目的や予算、留学期間には個人差があると思いますが、それ以外の検討事項は、その場所の特徴を知った上で、自身で選択できる要素となります。留学先をどのように選んだらいいのか、どのようなことに注目しながら場所を決めればよいのかという目安を、ぜひ事前に知っておきたいものです。

  

「日本人との遭遇率」と「日本食へのアクセスしやすさ」

今回は、アメリカで英語学習に集中したいという方に絞り、2つの要素に注目したいと思います。それは「日本人との遭遇率」と「日本食へのアクセスしやすさ」です。日本人との交流は語学習得のためになるべく避けたいけれど、日本食が恋しくなり留学が長続きしなければ本末転倒です。よって「なるべく日本人に会わずに英語環境にどっぷり浸りながら、日本食は食べたい時に食べられる」州を、独断と偏見で「日本人にとって英語学習に最適なアメリカの州」として選んでみたいと思います!もちろん最適な留学先の選択基準には個人差がありますので、留学先選びのあくまで参考としてくださいね。

 

(1)州別の日本人の比率

語学力を取得する目的を最優先にするのであれば、周りの環境はとても大事です。特に、日常会話で日本語をなるべく使わないようにするため、日本人を避けたいと思う方も多いのではないでしょうか。そこで日本人比率の高い州と低い州をご紹介したいと思います。

アメリカ州別日本人の比率トップ10

アメリカ州別日本人の比率トップ10

解説:
日本人の人口数は、ダントツでカリフォルニア州が多いのですが、比率でみるとハワイ州が1位という結果になっています。ハワイのワイキキに行くと、町を歩けば日本語が聞こえてくるほどですので、気候は良くとも、日本にいるのと変わらない環境になりそうな印象がありますね。

アメリカ州別日本人の比率ワースト10

アメリカ州別日本人の比率ワースト10

解説:
ミシシッピ州、ウエスト・バージニア州、そしてルイジアナ州は同率0.03%でもっとも日本人比率が低い州となっています。また、日本人人口が少ない州は、ノース・ダコタ州(276人)とサウス・ダコタ州(290人)でした。これらの州では、道でばったり日本人に会うことはまずなさそうですね。英語を話さなければいけない環境に身を置くことで、勉強に集中でき、さらに語学力も早く身に付くのではないでしょうか。

参考サイト
アメリカ地域ランキング「全米・日本人比率ランキング(州別)」
http://us-ranking.jpn.org/SF1PCT0050011PerP.html

  

(2)やっぱり恋しい日本食

勉学に集中したいがために、日本人が少ない場所を選んだけれど、日本食が食べたくなる時が必ずあります。JETRO(日本貿易振興機構)の農林水産部が2010年に発表した「平成21年度米国における日本食レストラン動向」の調査結果によると、全米では1万4,129軒とされています。州別日本食レストラン軒数の表の中から、トップ10とワースト10をチェックしてみましょう。

アメリカ州別日本食レストラントップ10

アメリカ州別日本食レストラントップ10

JETROは同調査の中で「日本食レストランの多い州は、カリフォルニ ア州、ニューヨーク州、ワシントン州、フロリダ州など、西海岸ならびに東海岸の都市部 に集中している。これらの州には古くから日本からの移民が移り住んだ土地や在留邦人が 好んで住む地域が多く、州内の邦人人口が高い傾向にある」と説明しています。
前出の「日本人比率」表で、カリフォルニア州における日本人の人口数は、ハワイ州の18万5,502人を優に超える27万2,528人。その数が示すように、レストラン軒数でも第1位にランクインしていますね。しかし、日本食レストランの多い州でも、都市部から少し離れた場所に住めば状況は変わるでしょう。たまに息抜きに日本食を求めて都市部に行くというのもよいのかもしれません。

アメリカ州別日本食レストランワースト10

アメリカ州別日本食レストランワースト10

ちなみに、日本食レストランが一番少ない州はサウスダコタ州で、わずか3軒という結果になっています。それでも、アメリカにおいて全く日本食が存在しない州はなく、どこの州にも日本食レストランは少なからずあるということで、日本人としては嬉しい限りですね。

参考資料
JETRO(日本貿易振興機構)農林水産部 「平成21年度米国における日本食レストラン動向」
https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000203/japanese_restaurant.pdf

  

日本人にとって英語学習に最適な州とは

さて、この2つのデータから、最もバランスよく日本人遭遇率の低さと日本食へのアクセスしやすさを兼ね備えた州を、独自の方法を使用して順位をつけてみました。
まず、州ごとの日本人比率は低いほど日本人に遭遇する可能性が低いと想定します。またレストラン軒数は多いほど日本食へのアクセスしやすさが高いとします。これらの条件は英語学習に最適であるとし、データをもとに、米国51州をそれぞれ英語学習に最適な順で上位から51~1のポイントを割り当て、その合計ポイントがもっとも高い州を「日本人にとって英語学習に最適な州」と定義してみました。ランキング結果はこちら!

日本人にとって英語学習に最適な州トップ10

日本人にとって英語学習に最適な州トップ10

第1位に輝いたのは、ペンシルベニア州でした!
各指標ごとに割り当てられたポイントを含んだ全ランキングは「日本人にとって英語学習に最適な州ランキング」を参照ください。

個人向け留学に最適な学校リスト
GPI USの親会社であるISAのプログラムにもありますが、第1位のペンシルベニア州は、日本人も少なく英語を学ぶには最適な場所として知られています。カレッジをはじめ、英語を学びながら介護ボランティアもできるプログラムもあります。第2位のフロリダ州の情報も併せて、詳細は以下のリンクをご覧ください。

ペンシルベニア州フィラデルフィア
・チェストナット・ヒルカレッジ(FLSインターナショナル)
https://www.isa.co.jp/school/chestnut_hill_college_fls/
・トビタテ・ボランティア 英語 + 介護ボランティア
https://www.isa.co.jp/school/tobitate_vol_fls/

フロリダ州マイアミ
・カプラン・インターナショナル
https://www.isa.co.jp/school/kaplan_miami/

ISAでご紹介しているアメリカ国内の留学プログラムは以下のリンクからどうぞ。
<ISAのサイトのプログラム紹介>
短期アメリカ留学ツアーの詳細: https://www.isa.co.jp/program/program_area/usa/
個人向けアメリカ留学: https://www.isa.co.jp/school/school_area/usa/

今回は、「勉強に集中したい=日本人が少ない場所」+「日本食にアクセスしやすい」という点に着目してランキングをご紹介しました。それぞれの順位を参考にして、気になる州を調べてみてはいかがでしょうか。


コラムニスト・インフォ
S.K
GPI US プログラム・コーディネーター

  
高校まで日本で過ごし、カリフォルニア州のコミュニティー・カレッジから大学に編入/卒業。 
自分が留学で得た素晴らしい経験を1人でも多くの日本の生徒に伝えたいという思いでGPI USに入社しました。
   

「伝えられた事は忘れる、教えられた事は覚えている、関わった事は学びとなる。」- ベンジャミン・フランクリン